TAN TAN たぬき(1985)

 神保町シアターで、チェッカーズ主演の「TAN TAN たぬき」を観てきました。
1985年劇場公開だから、25年前の作品ということになります。
当時は人並みにチェッカーズのファンだったつもりだが、この映画は意外に未見でした。
どうしても、今、観ておきたい!という初期衝動に従ってみたわけで。
監督は「野蛮人のように」など、どちらかというと硬派なイメージのある川島透。
音楽監督は初期チェッカーズの名曲を量産しつづけた、恩師・芹澤廣明。

 まず、この映画が第一級のアイドル映画にして、それに留まらず、音楽映画としても、ファンタジーとしても、人間ドラマとしてもハイレベルであることに驚きます。
物語が意外としっかりしている。意外と。
「うわー、いかにも」な、アイドル映画的な見せ場はたっぷり用意されているのに、
アイドル(偶像)の悲哀なんかも描かれていたり、
マネージャーとの素敵な友情物語もあったりして。
ホロリとさせられる内容でした。
実はチェッカーズはタヌキだった!?なんていう奇想天外な設定も
楽しくてカワイくて、フミヤがだんだん本物のタヌキに見えてきちゃうくらい。
この希代の国民的アイドルバンド、チェッカーズの往時の輝きが、今となっては懐かしくも切ないです。
ヒット曲満載&懐かしの衣装バンバン見れます!!!
やっぱり、いい曲いっぱい。
涙うるうるしちゃう。

 フミヤという圧倒的なカリスマをとりまく6人もまた、それぞれに個性が際だっていて、
あらためて魅力に気づかされましたね〜。
ナオユキは7人の中で「オチ」的な扱いになっていて、笑いを誘います。
カワイイんだ、これが。
当時ナオユキファンも多かったな、ゆかしなもんの周りにも。
2004年に舌ガンで亡くなったクロベエは、人なつっこい笑顔が印象的で。
神様って意地悪だなって、本当に思います。
一番芝居心を感じたのはベースのユージでした。解散後は俳優もやってましたもんね〜。
リーダーでギター担当のトオルも若い!!かっこいいっす。
ツルクは作曲の才能があって後期のチェッカーズを支えてましたよね。映画では宮崎美子さんと踊っています、なぜか。
タカモクは……あの暴露本がなければなあ〜。

 あとはファンタジーものだけに、特撮的な(?)ところにお金かけていたり、チェッカーズ以外の出演者が懐かしすぎて、それだけでも泣けました。
財津一郎、尾藤イサオ、ジョニー大倉、宮崎美子、仲谷昇、柴田恭兵(登場シーンでは観客一同が苦笑)、浦辺粂子、伊藤克信などなど。
しかし、私が最もキュンキュンきたのは、TVレポーター役の戸川純ですね。
存在そのものが、80年代の象徴じゃないですか??
これを観るだけでも、お金を出して観た甲斐があったというものです。
ヒロインの遠藤由美子ちゃんはアイドルグループ「ソフトクリーム」出身。
欽ちゃんファミリーというイメージが私のなかで根強いですが、やっぱり可愛いです。
すごく唐突に、水着シーンも観れます☆
全然色気がないところが、やはり80年代ですよね〜。清純派です。
ラストシーンでは思わぬ感動が待っています。
熱狂的ファンのパワーと怨念(いや、情熱)を感じろ!!!!

チェッカーズ7人の、全員がそろって初めて意味をなす映画。
もうこれは奇跡の映像といっていいのではないでしょうか。
チェッカーズはやっぱりすごかった。
今あらためてその偉大さを再認識しています。



ゆかしなもん
評価:
¥ 2,791
コメント:名曲いっぱい!懐かしの衣装いっぱい!不世出のアイドルバンドを追体験せよ☆


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